インプラントの治療期間はどれくらい?初診からの流れも解説
インプラントの治療期間目安
個人差があるため一概に言うことできませんが、一般的にインプラントの治療期間は5ヶ月~1年ほどとなります。期間に差があるのは、口腔内の状態によって行わなければならない治療が変わってくるからです。
例えば、インプラント治療ではあごの骨にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込むことになります。そのため、あごの骨が十分でない方は先に骨を増やすための治療を行わなければなりません。
また、インプラントでは外科治療が1回で済む1回法と、2回行う2回法の2種類があります。条件が整っていなければ1回法は選択できませんが、1回法、2回法のどちらで治療を行うのかによっても治療期間が変わってくることになります。自分の場合はどれくらいになりそうか先に医師に確認しておくと良いでしょう。
初診から治療完了までの流れ
インプラント治療を行う場合、全体的な流れはどのようになっているのか確認しておきましょう。初診から治療完了までの全体的な流れは以下の通りです。
カウンセリング
カウンセリングで相談をしたり、説明を受けたりします。わからないことや気になることがあれば、カウンセリングの際に確認すると良いでしょう。
口腔内の健康状態の確認や治療に関する説明も行われます。また、持病や服用薬についても確認されるので、説明できるようにしておきましょう。
検査・計画立案
希望などがある場合は、具体的な治療計画が決まる前の段階で相談しておくと良いでしょう。詳細な治療計画が確定すれば、具体的な費用や通院期間なども明確になります。
なお、カウンセリングと検査・計画立案にかかる通院回数は、合わせて2~3回程度です。
手術
1回法の場合は1回の手術でインプラント体とアバットメントが一体型になったものを埋入するのが特徴です。どちらを選択できるのかについては検査をしたうえで決定することとなります。
手術に関する通院回数については、1回法だと3~5回、2回法は4回以上です。これには抜糸や消毒の通院も含まれます。
人工歯の装着
メンテナンス
個人の口腔内の状態によって期間は異なる
短期間で治療を終わらせる方法などはオプション扱いになることも多いため、全体的な期間だけでなく、各治療法の費用についても確認しておくことをおすすめします。