健康的に年齢を重ねるためにできること
失った歯をインプラントや入れ歯でしっかりと噛めるようにすることが、歯の健康と、健康的に年齢を重ねるために役立ちます。今日の医療では、身体への負担も少なく効果的な機能回復ができる時代です。
ファミリー歯科では、患者さまが健康的に年齢を重ねられるよう、全力で患者さまをサポートしていますので、いつでもお気軽にご相談ください。
寝たきりの原因
日本では約6年という長い期間、人の手をかりて過ごすと言われています。介護が必要になる原因は、肥満からくる脳血管疾患や、栄養不足による衰弱、骨粗鬆症、そして認知症があげられます。
これらは全て、歯を失った結果、噛めない、噛まないということが原因ということを考えると、いかに歯科治療が全身の健康に関して重要かが分かります。
生活を楽しんでいますか?
楽しい生活を送るためには、家の中にいるだけではなく、自由に外に出歩いていけるということが大事です。しかし、歩くということは転倒による骨折の危険性があります。
たとえ入れ歯を入れていても、奥歯でしっかりと噛みしめられない人は踏ん張りがきかず転倒の可能性は天然歯の人よりは高く、運動機能そのものが低下しているとうことがわかっています。
しかし、インプラントで天然歯に近づけた機能回復をした人は、低下した運動機能が回復することが分かってきました。
食事や会話を楽しんでいますか?
多くの歯を失うと、食事を摂りにくくなるだけでなく、表情や発音にも支障をきたします。このような状態では、地域社会においても引っ込み思案になり、会食や旅行、友人とのおしゃべりなども楽しくなくなります。
家族や友人と一緒に豊かな表情で笑いながら、美味しく楽しく食事や会話ができることは、全身の健康増進とともに精神的にも健康な状態が得られません。そのためには、まず美しくて健康なお口の状態を取り戻すことが大切なのです。
実年齢よりも若いと感じていますか?
カロリーの摂り過ぎは、老化を進め、肥満や慢性疾患にかかる危険性が高くなることがわかっています。
カロリー制限をしたサルと、自由に餌を食べたサルを比較した実験では、前者は生活習慣病で苦しみ、後者は病気になりにくく、毛並みもキレイで、表情も精悍でした。
適切な栄養を確保したカロリー制限は、老化を抑え、寿命を延長させるとともに、糖尿病、癌、心血管疾患などの発生や脳の退化を抑えることがわかってきました。
バランスの良い食事をゆっくりとよく噛んで食べることは、若さを保つためにも有効なのです。
最近、物忘れが激しくないですか?
東北大学の研究グループによると、残っている歯が少なくなると脳も委縮し、脳機能が低下すると報告されています。
ガムを噛むことにより脳の血流量が約28%増加し、脳の活性化が高まるという実験結果もあります。
ただし、入れ歯の人は活性化の範囲が不明瞭になり、活動量も多く脳への負担が懸念されました。一方、インプラントだと、天然歯の人と遜色ない活性化を示しました。
このようにガムを支障なく噛めるようなお口の状態にしておくことも重要です。
会話を楽しみながら何でも美味しく食べられることは、社会性の向上とともに認知症の予防にも大きく関係しています。