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インビザライン矯正中でも食べ歩きは楽しめる?

インビザライン矯正を検討中で、治療中の食事について気になっている方は多いのではないでしょうか。最近では、食べ歩きグルメも増えていて、家族や友人と食べ歩きを予定している方もいると思います。そこで今回は、インビザライン治療中の食べ歩きが可能なのかについて解説していきます。食べ歩きで注意するポイントや避けたほうが良い食べ物も紹介しているので、併せて参考にしてみてください。

インビザライン矯正中でも食べ歩きは楽しめるのか

インビザライン矯正中に食べ歩きをすることは可能です。インビザラインはアライナーと呼ばれるマウスピースを装着する矯正方法で、自由に取り外すことができるので、基本的に治療中の食事制限はありません。そのため、食べ歩きの食事もいつも通りに楽しめるでしょう。しかし、取り外しが簡単にできるからこそ、自己管理をしっかり行う必要があります。

食べ歩きをする際に注意するポイント

インビザライン治療中に食べ歩きは可能ですが、いくつか気を付けなければならない点があります。ここでは、注意すべき4つのポイントについて解説します。

矯正器具の取り外しが必要

まず1つ目の注意ポイントが、矯正器具の取り外しが必要なことです。マウスピースを装着して食事をすることはできません。そのため、食べ歩きに限らず、外食をする際は、出先でマウスピースを外す必要があります。レストランやカフェなどは、化粧室があるため外しやすいかもしれません。しかし、食べ歩きの場合は食事のたびに取り外さなければならないので不便に感じることがあるでしょう。

着用時間を確保する必要がある

インビザラインでは、1日に20時間以上マウスピースを装着する必要があるといわれています。装着時間を守らないと、矯正に時間がかかったり、歯が後戻りしやすくなったりするからです。食べ歩きをしているとついつい時間が経ってしまいがちですが、1日20時間を意識して過ごすようにしましょう。

歯に汚れがつくとむし歯や歯周病の原因となる

食事の後、歯を磨かずにマウスピースを装着すると、むし歯や歯周病の原因になってしまうので注意が必要です。歯に食べかすがついていたり、汚れたりしたままだと、細菌のエサをつけたまま蓋をしてしまうことになるからです。インビザラインの治療中にむし歯や歯周病が進行すると、矯正治療を中断して、むし歯・歯周病治療を優先させなければなりません。予定よりも矯正期間が延びるだけでなく、費用も余計にかかってしまう可能性があります。

食べる物に気を遣う必要がある

インビザライン治療中は基本的に食事制限がないといっても、食べる物には気を付ける必要があります。矯正治療中は硬い食べ物や粘りが強い食べ物は控えたほうが良いといわれています。なぜなら、硬い物や粘り気が強い物は、矯正中のしっかり固定されていない歯に強い刺激を与えてしまうからです。特にマウスピースを交換した直後は歯の状態が不安定なので気を付けましょう。

食べ歩きで避けたほうが良い食べ物

では具体的に食べ歩きではどのような食べ物を避けるべきなのでしょうか。

まず1つ目が硬い食べ物です。硬い食べ物は、噛むときに痛みを感じる恐れがあります。食べ歩きグルメの中には、おせんべいや肉、リンゴや飴など硬い物も多いですが、避けたほうが良いでしょう。

2つ目が粘度の高い食べ物です。粘度の高い食べ物は歯につきやすく、むし歯や歯周病の原因になってしまいます。キャラメルやガムなどのお菓子、餅は注意が必要です。どうしても食べたい場合は、食べた後によく歯を磨くようにしましょう。

3つ目が歯に挟まりやすい食べ物です。食べ物が歯に挟まると、矯正器具が変形してしまったり、むし歯や歯周病になったりします。繊維が多い野菜や肉は挟まりやすいので注意してください。

注意点を抑えて食べ歩きを楽しんで

インビザライン矯正の治療中に食べ歩きはできるのかについて解説してきました。

インビザラインの治療中でも問題なく食べ歩きを楽しめますが、矯正器具の取り外しが必要な点や着用時間を確保する必要がある点、歯に汚れがつくとむし歯や歯周病の原因となる点、食べる物に気を遣う必要がある点は注意しなければなりません。

また、硬い物や粘り気の強い物、歯に挟まりやすい物など、矯正治療中は避けるべき食べ物を事前に押さえておくと、より食べ歩きを楽しめるでしょう。